セインツロウ3は発売されてから少し期間が経っていますが、沢山のDLCが入ったお得なパッケージが発売されていたので買ってみました。ストレス解消には持ってこいのゲームです。なお、本ゲームはZ指定になります。
お得なDLC入りパッケージ
セインツロウ ザ・サード自体は一昨年に発売されていますが、DLC(ダウンロードコンテンツ)が18種類もパックされたうえに、リーズナブルな価格設定されたお得なパッケージ「セインツロウ ザ・サード:フルパッケージ」が最近発売されていたので買ってみました。このパッケージには、発売済みのほぼ全部のDLCが含まれていますが、一部のDLCは含まれていませんのでご注意を。
昨日エンディングまで行ったのでレポートします。本記事ではキャンペーンについて書いています。
アジトを拠点に活動する
プレイヤーはギャング、セインツのボスとしてゲームを進めます。基本的には他のギャングから地域の支配を奪い、セインツの支配広げるのが目的です。
ストリーを進めると仲間が増え、一緒に戦ってもらうこともできます。仲間は固有名持つキャラ以外に無名キャラも最大3人まで連れて行くこともできます。
活動の拠点はアジトです。序盤は一箇所だけですが、ゲームを進めていくと増えていきます。
アジトではクローゼットで衣装を買えたり、武器庫で装備する武器を変更できます。また、味方ギャングの設定も変えることが゜できます。アジトによってはガレージ、ヘリポート等かあり、それぞれ車やヘリを格納できます。
ゲームの進め方はミッションと呼ばれるメインストーリー的な仕事をこなす一方、サイドクエスト的なアクティビティ等が楽しめます。
キャラの外観と着替え
キャラクタは美容外科で外観を変える事ができます。性別も変更できるので、デフォルトの男がむさ苦しい場合は女に変更できます。外観の変更はいつでもできます。
衣装は衣料品店で購入し、アジトで着替えることができます。ただし、センスの悪い私でも悪趣味だと思うものが大半ですが・・・。
RPG的な成長要素あり
ゲーム中評価される行為、例えばミッションを成功させたり、敵ギャングを倒すとリスペクトとキャッシュが貰えます。リスペクトがある程度貯まると、ランクアップします。ランクアップするとスキルのアッフグレードが行えるようになります。ランクは50まで上がりますが、それ以上は増えません。
アップグレードの種類は多岐に渡り、自身の体力や能力アップの他、連れて歩ける仲間の人数を増やしたりといろいろの物があります。
キャッシュは武器や弾薬の購入、アップグレードに使用します。また、ギャングを倒したり、店や建物の購入することにより地域の支配率を上げるとゲーム時間単位毎に収入を得られるようになります。
ただ、中盤からはキャッシュを使う方よりも貯まる方が多く、あんまり意味がないと思います。
アップグレードには銃弾や爆発によるダメージを0にする物があり、高ランクになると無敵にすることができます。
広大なマップ
マップは大小7個の島から構成されており、大部分は町になっています。かなり広いので歩きで周るのはしんどいです。手軽に使える車でも端から端まではかなりの移動時間が必要となります。他のオープンワールドタイプのゲームによくある一度訪れた場所へワープする機能ぐらいは欲しいですね。
町は良く作りこまれており、とてもリアルです。金網の柵や木の柵、電柱や信号機などは車でぶつかると壊れるます。
多くの建物内には入れませんが、一部の建物は内部に入れたり、外の階段から屋上に上がれる建物もあります。
乗り物が一杯
陸海空の乗り物が色々登場します。乗り物はプレイヤーが操縦できるので町中を車でドライブしたり、ボートでクルージングを楽しめます。気分が乗れば戦闘ヘリに乗り、地獄の黙示録ごっこで町を破壊しまくるのもOKです。
特に車の種類がとにかく多いです。車の販売店はありませんが、町を走ったり、駐車している車は奪うことができます。これをアジトまたは修理工場のガレージに一度入れるといつでもガレージから取り出せるようになります。
車の名前は実車と異なりますが、元ネタが分かる程度のデザインの車はいくつかありました。お気に入りは EMU というコンパクトカーです。小さいのですり抜けしやすく、町中でも快適です。二人乗りなので仲間は一人しか乗せられません。
車と言えるかどうかは別にして、装甲車や戦車も登場します。これらも強奪してガレージに入れる事ができます。また、バイクもあって楽しめます。
特殊な物を除き、車はアジトか修理工場のガレージでカスタマイズできます。カスタマイズは色や外観的なものだけでなく、強度等の性能を向上させる事ができます。残念ながら、ヘリ、飛行機、ボート類はカスタマイズできません。
乗り物はラジオがついていてジャル別に構成されたラジオ局が8局あります。お気に入りは「GENX」と「The Mix」です。何曲かは聞き覚えのある曲がかかっていました。もし、地獄の黙示録ごっこをやる場合は「Klassic」にしておくとよいでしょう。うまくすると「ワルキューレの騎行」がかかります。
飛行機やボートは通常のアジトに保管できず、格納庫を購入することで使用できるようになります。
飛行場にある格納庫を購入するとA10みたいなスタイルの戦闘機が使用出来るのですが、ヘリと違って地上に照準するには急降下しかなく、使い道がありません。ちょっと残念。
飛行機系は着陸するために広い場所が必要なので、移動にも利用しづらいですね。長距離の移動はヘリか中盤以降に登場するVTOLが一番です。
武器は武器ショップで
武器は敵を倒すと落とすのでそれを拾うか、武器ショップで購入します。
武器の種類はピストル、サブマシンガン、ショットガン、アサルトライフル、爆発物(ロケットランチャー)、特殊武器があります。
また、武器ショップでは武器のカスタマイズや弾薬も購入できます。
武器の種類は途中まで少ないのですが、終盤では変な武器が色々と増えます。
- チェーンソー
- 怪しいバット(グニャグニャ曲がる棒、海外版ではアレの形らしい)
- 異臭ガス(閃光弾をレベル4までアップグレード)
ミッション内限定ですが、一体これは・・・。
- 便器
- サメの置物
ある程度ランクが上がると弾薬無制限のアップグレードがあり、ロケットランチャーでも心置きなく乱れ打ちができます。
素敵な住人
道には人通りもあり、大勢の一般人の他にギャングや警官も歩いています。
夜中でも人がゾロゾロ歩いてるので、リアリティについては適当かと思いきや、雨が降りだすと人々は傘をさしたり、カバンを頭に乗せて走りだします。近くで交通事故が起こったり、戦闘が始まると逃げ惑います。プレイヤーの車が他の車に接触すると怒って追いかけて来て体当りしてきます。
更に道端でパンにかぶり付いていたり、飲み物を飲んでいたり、公衆電話で話し込む人も居ます。中には着ぐるみや下着姿で道を歩いていたりと、なかなか素敵な住人達です。
ちなみに一般市民に攻撃すると、警察が現れます。また、他のギャングに攻撃するとそのギャングの仲間が駆けつけて戦闘になります。ゲージが表示されており、ゲージが高くなる程敵の攻撃の激しさが増しますので、序盤ではこれでよく死にました。このゲージが上がっていても自分が所有する店やアジトに逃げ込むとクリアされて何事も無かったように戦闘は終わります。
ハチャメチャぶり
ゲーム中に登場する武器、遂行するミッションやアクティビティのハチャメチャぶりは楽し過ぎます。
- 人を殴ると一撃で木っ端微塵になるグロいグローブ。
- 人が乗っている車を奪い、人質にして逃げる。
- 全裸で町中を走り回り、ストーリーキングをする(日本版では下着姿)。
- 誰かが運転している車に飛び乗り、車でサーフィンする。
- ある区画にゾンビが溢れて、そこでお仕事。終わった後もゾンビがウロウロしているのでバ
- オハザードごっこができるようになる。
- とあるミッションでは軍の空母を沈める。
- トラを助手席に乗せてドライブ。
- 制限時間家内に規定の損害を超えるように破壊活動をする。
- 保険金を稼ぐために、自ら車に轢かれまくる。
町中にいるゲンキ博士の着ぐるみを倒すと高額のキャッシュが
町中で歩いているとごく稀にゲンキ博士(猫のデフォルメキャラ)の着ぐるみを着た人が居ます。
私が見たのは今までに二回だけでかなり遭遇率はかなり低いみたいです。いずれもスタンガンで一般人を撃ったりとイタズラしていました。
コイツを倒すと30万ぐらいのキャッシュが貰えるので見かけたら倒しましょう。ただし、かなり打たれ強いので倒すまで時間がかかります。