かなり前にこのブロクで家の庭にキジバトがやってきて巣を作った話を書いたのですが、実はその後も毎年巣を作って子供が生まれていました。
ところが、うっかり巣を作つていた木の手入れをした所、巣が見えすぎになったためかまったく姿を見せる気配がありません。
初回は残念な結果だった(2010年)
初めてキジバトに気がついた時は2010年5月は初旬の頃でしたが、想定外の部外者乱入事件により残念な結果になってしまいました。その時の話は「鳩が巣を作った」に書いてあります。
事件の後、残念ながらキジバト達は戻って来ませんでした。
第2ラウンド(2011年)
家の庭でキジバトを初めて見つけた翌年の2011年3月の下旬のこと。
以前にキジバトが巣を作っていたさざんかの木の周りで再びキジバトを見かけるようになりました。この場所に結構慣れているように見えたのでひょっとしたら前に来ていたのと同じ個体かも知れません。
以前と同様、さざんかはもりもり茂っているために中はほとんど見えないのですが、時々親鳥が餌を持ってきている様子。親鳥は毎日せっせと通い続け、気が付くと木の茂みの奥でヒナらしきものが、枝にとまったり、動きまわったりしています。二階の窓からその様子を盗撮してみました(笑。
4月の中旬頃になると親鳥ソックリな二羽の鳥が羽ばたきの練習をしていました。どうやら今年は邪魔されずに子育てができたようです。
数日後には二羽の子供たちは大胆にも木から庭先に降りてきました。近所には猫が彷徨いているので襲われないか心配でしたか、観察していると木の上に飛び上がったり、短い距離だったら不恰好ながらも飛べるようなので少し安心しました。
子供達が庭に降りている所へカメラを手にそっと近づき、撮影してみました。木が茂っているためかなり暗いため、かなり厳しい条件です。しかも、このモデルさんたちは落ち着きなくヒョコヒョコ動くのでシャッターを切るときにピントが外れたり、被写体ブレのオンパレードでした。
そして5月に入る頃、親鳥と子供たちはどこかへ旅立ち、二度と戻って来ませんでした。
第3ラウンド(2012年)
さらに翌年の2012年、気付いたら庭で子供達がウロウロ。庭を歩いているところを見つけたのが 3月の下旬なので2011年の時より1ヶ月ほど早いペースです。今年は親鳥が餌を持って来ていた様子は無かったので巣は近所の別の場所に作ったのかも知れません。
前年と同様子供は二羽居たのですが、別行動だったので一羽ずつ撮影です。
数日後には親鳥と子供たちはどこかへ旅立ち、二度と戻って来ませんでした。
近所で時々、少し小さなキジバトを見かける事があったので、意外と身近に暮らしているのかも知れません。
今年はやってこない・・・(2013年)
実は昨年の秋ごろに庭の木があまりにも茂りすぎたため、少し手入れをしました。その時、さざんかの木の茂みの中に二つの巣が確認できました。
手入れにより外から巣の辺りが少し見えやすくなったので、今年は巣作りから観察しようと意気込んで待っていました。ところが、巣が見えすぎていると思ったのか、他に良い場所があったのか、3月初旬になってもキジバトは姿を見せません。ちょっと残念です。