レッドリング・オブ・デス、・・発動

このところ仕事が忙しくてゲームをする時間が無かったのですが、やっと仕事のピークも過ぎて2週間ぶりにXbox360の電源を入れたところ、とうとう我が家のXboxにもあれが来てしまいました。

レッドリング・オブ・デス、それは突然やって来る

Xboxは前の初代Xboxから使っており、今使っているXbox360も発売直後に購入しました。当初PS2も併用していましたが、xboxのソフトの方が好みに合うので最近はもっぱらXbox360で遊んでいます。

今朝のことです。納期前なので仕事が忙しく、ここ2週間ほどゲームする時間が取れなかったのですが、ようやく落ち着いてきたので久しぶりにゲームでもしようかな、とXbox360の電源をポチッと入れると・・・何も画面に表示されません。よく見ると電源ボタンの周囲にあり普段は緑色に光るLEDが赤く光っているのに気がつきました。右上一つを残し、3個が赤く点滅しています。
何度か電源を入れ直したり、時間を置いたりと試してみましたが、一度も復旧することはありませんでした。このXbox360はフリーズすることもほとんど無く、安定動作を約3年間保っていました。最後にゲームをしたのは2週間ほど前ですが、ゲームをしたときは特に予兆も無く、普通に動いていました。
なお、後で調べた中にはゲーム中にフリーズし出すなどの前兆が見られる事もあるようです。また、なぜか皆さん写真を撮られているので私も記念に一枚撮りました。

▽これが噂のレッドリング・オブ・デス

xbox-rrod01

 

結構あるようで

さて、これが噂に聞くレッドリング・オブ・デス(RRoD)かとネットで検索してみるとあるわ、あるわ一杯でてきました。
Xbox360に異常が発生した場合、赤が一つや四つ点滅するようなパターンもあるようですが、右上一つを残して三つのLEDが赤く点滅するのがレッドリング・オブ・デスと呼ばれる物でXboxのハードウェアに異常が発生した状態です。この状態になるとユーザー側ではどうしようも無いようです。そしてこの故障はあまりに多く発生するので今では購入後3年以内であれば無償修理となるようです。なお、LEDの点滅を確認する時に点灯しない右上のLEDはXbox360の設置姿勢が縦置きでも横置きでも常に右上になります(姿勢を検知して自動で切り替わります)。

レッドリング・オブ・デスの大量発生の原因についてマイクロソフトは明確な発表を行っていないようですが、ちょっと調べてみると色々と噂されています。
・搭載されているGPU(またはそのサブシステム)のASICで設計上の問題がある。
・製造段階で行われる鉛フリーはんだのはんだ付けに問題があった。
・熱説計に問題があり使用時の温度上昇で劣化が促進される。
・使用した部品の品質に問題があった。

等様々な原因が指摘されていますが、おそらくはこれらの複合であると思われます。レッドリング・オブ・デス以外も含め、フィールドでの故障率については30%とまで言われており、ここまで高いと異常というより、それでも商売ができるという点で妙に感心してしまいます(笑。
レッドリング・オブ・デスはアメリカ等では集団訴訟にまで発展しているため難しいかもしれませんが、これだけ故障が発生しているのですからマイクロソフトはユーザーに対して明確な説明をすべきではないでしょうか。

で、どうする?

私の場合、購入より2年と11ヶ月なので無償修理期間にギリギリ間に合うのですが、ネットの情報によると無償修理の場合は単に基板の交換だけのようなので、うるさいDVDドライブはそのままになると思われます。今のDVDドライブの騒音にはうんざりしていたので、結局修理には出さず静音化のために新品を買うことにしました。

本日2台目の360買ってきた

こんなユーザーがいるから商売になるだとな、と思いながらわざわざ三宮の家電量販店に行ってきました。店でPS3を買うべきかと一瞬考えましたが、結局2台目となるXbox360のバリューパックを買ってしまいました。新しいモデルでも依然として故障率は高いようなので再びレッドリング・オブ・デスに見舞われないよう、願うばかりです。

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