Ubnutu9.04をインストールしたAspireONEに軽量ディスクトップのXfce4を入れてみました。
Xfceとは
Xfceとは軽量なディスクトップ環境の一つで軽量なため非力なマシンにお勧めです。以前は古めのノートPCで使用していましたが、個人的にはシンプルなデザインが好きです。
Ubuntuで使えるディスクトップ環境
Ubuntuは標準でGNOMEがインストールされますが、インストール後にパッケージを導入すればKDEやXfceというディスクトップ環境に入れ替えることができます。試していませんが、この他にもlxdeという軽量ディスクトップ環境のパッケージも用意されているようです。
ディスクトップ環境を入れ替える、と聞くと難易度が高そうですが、パッケージが用意されている場合はとても簡単にインストールできます。また、GNOMEの代わりに最初からKDEやXfceディスクトップ環境がインストールされるKubuntuやXubuntuというディストリビューションも用意されています。
後から追加したディスクトップ環境の切り替えはログイン時にセッションの切り替えで自由に行えます。もちろん、Xfceを入れた後でもGNOMEに戻せるため気分転換にお勧めですが、ディスクトップ環境とともに付随するアプリもインストールされるためディスクスペースにゆとりが必要です。
会社の古いPCにXfceを
先日、会社でSubversionを使いたかったため、現在は使用されていない古いマシン(Pen3/1GHz,256MByte)にUbuntu9.04を入れてサーバーにしてみました。この時、メンテナンスしやすいようディスクトップ版を入れたのが災いして、動かしてみるとさすがに重たい。そこで以前ノートPCでやっていたようにディスクトップ環境をXfceに入れ替えてみました。
インストールしてディスクトップ環境をXfceに切り替えると、あら不思議、もっさりしていたメニューとかもスイスイ動くようになり、スワップもほとんどなくなりました。
AspireONEへXfceをインストール
会社で久しぶりにXfceを触ったら、家で使っているAspireONEにも入れてみたくなったので早速インストールしてみました。ちなみにAspireONEはGNOMEを使ってもストレスを感じることはありません。
インストールはパッケージマネージャのクイック検索で「Xfce」と入力して検索し、表示されたxfceというパッケージにチェックするだけで後は勝手にやってくれます。データ量も少ないのでインストールはすぐに終わるでしょう。ただし、インストールが終ってもGNOMEのままなので一度ログアウトする必要があります。そしてログイン画面のオプションにある「セッションの選択」というメニューで「Xfceセッション」を選択してログインするとディスクトップがXfceに切り替わっているはずです。
以前に別のノートPCにXfceをインストールした時はデフォルトの壁紙が青いUbuntuロゴだったのですが、今回はXfceのマスコット(?)のねずみになっていました。なんか、かわいいです。
▽こんな感じ