発売されてからちょっと時間が経っていますが、Ubuntuスタートアップバイブルという分厚い本を買ってみました。
分厚さNo.1、Ubuntuスタートアップバイブル
毎日コミュニケーションズより発売されているUbuntuスタートアップバイブルという、まるで辞書のように分厚い解説本を買ってみました。
発売されてすぐに本屋で見つけていたのですが、その分厚さと4,280円(税抜き)という値段に躊躇していました。ようやく踏ん切りがついて購入してみました(そんなに大げさじゃありませんが)。
下の写真を見てもらえば分かりますが、その分厚さはなんと単三乾電池の長さに匹敵します。技術系の本は良く買いますが、ここまで分厚いのはこれが初めてです。
※ 2009年6月15月 出版社名間違っていたので訂正。正しくは「毎日コミュニケーションズ」でした。
中身は
さて、肝心の中身の方ですが、インストール方法に始まり、基本的な操作方法、シェルやコマンドの解説、そして各種アプリケーションの解説は膨大な量があって見た目どおりボリウム満点です。
対象読者はUbuntuを初めて触る人から使い方は大体分かったけれどもうちょっと使いこなしを知りたい、みたいな人向けだと思います。ただし、Ubuntuのバージョンは8.04と8.10が対象となっていますのでご注意を。
この本の特徴はアプリケーションについての解説が多いことでしょう。アプリの種類毎に分けられて掲載されており、目的のアプリを探しやすいです。また、単にインストール方法の説明だけで無く、そのアプリが開発されてきた歴史や背景についても簡単な解説があって興味深く読めました。さすがに各アプリの細かい設定方法等は掲載されていませんが、適度な解説があるため今までLinuxに縁がなかった人でも容易に見識を広げれるのではないでしょうか。そういう意味では値段以上の価値があるかなと思っています。
▽見にくいですが、厚みは単三乾電池です