数日前からXbox LIVEに接続できなくなりました。原因を調べたら無線LANのMACアドレスがなぜか勝手に変更されていることが判明。その調査の経緯と今のダッシュボードはMACアドレスの確認方法が分かりにくかったのでやり方のメモです。
Xbox LIVEに接続できなくなった
うちのXbox360は無線LANを経由してインターネットに接続しています。シルバーウィークに入ったあたりから、サインインしてもXbox LIVEに接続できないメッセージが出るようになりました。今までも混雑時などに接続できない事もあったので、連休で混雑しているのだろうと思っていたのですが、数日間続いたので調査してみました。
接続をテストする
Xbox LIVEとの接続のテストはダッシュボードの「システム設定」内にあるネットワーク設定から行う事ができます。接続経路のどこに問題があるのか、ビジュアルな表示で示してくれます。また、接続上の問題点があればダイアログが開いてアドバイスも表示してくれます。
システム設定 > ネットワーク設定 > Xbox LIVE接続をテスト
接続テストの結果
接続テストを行うとXbox360と無線ルータ間で切れていました。数日前までは問題なく接続されていたし、無線ルーターには他のパソコン等から今も接続できているためXbox360の無線LANインターフェースの故障を疑いましたが、ネットワークの設定にある「ネットワークを探す」では他局も含めて無線ルーターは表示されています。どうやら無線LANインターフェース自体は機能している様子です。
接続できない原因
仕方がないので、XboxのLAN関連の設定を見直してみました。すると、なぜか無線LANのMACアドレスが以前と異なっているようです。
うちの場合、Xbox360は無線LANでルータに接続しているのですが、ルーター側は接続できる子局をMACアドレスによって制限する設定にしています。つまりあらかじめルーターに登録したMACアドレスを持つ子局としか接続できないようになっているため、MACアドレスが登録されているものから変更されてしまうと接続できなくなってしまう事になります。
結局、無線ルーターに対して新たなMACアドレスを追加登録して接続できるようになりました。
なぜMACアドレスが変わった?
不思議なのはなぜMACアドレスが変わったのか、という点です。Xboxの公式HPを見てもそれらしきアップデートのアナウンスはありませんでした。
設定をあちこち見ていると詳細設定の中に代替MACという項目があります。説明ではこの設定を空白にしていると本体のMACアドレスが使用される、と書かれており、ケーブルテレビによるインターネット接続時に必要となるようです。なお、本体とは有線LANのことのようで、私の場合は代替MACアドレスは空白だったので結果的に無線LANのMACアドレスは有線LANと同一の設定になっていました(以前は別のMACアドレス)。
以上のことから、何かの拍子で代替MACに設定されていた無線LANのMACアドレスが消えてしまい、結果的に有線LANのMACアドレスにが使用されるようになった、ということでしょうか。不可解です・・・。
MACアドレスの確認方法
新しいダッシュボードでは無線LANのMACアドレスはかなり分かりにくい場所にあるのでメモっておきます。まず、次の操作でネットワーク設定を出します。
システム設定 > ネットワーク設定 > ネットワーク設定
ここで表示されているタブを「追加設定」に切り替えます(十字キー)。リストの2個目のグループ(詳細設定、ホスト名、代替MACアドレス)を選択し、Aボタンを押します。
続いて表示される「詳細設定」には本体に内蔵する有線LANのMACアドレスが表示されています。そして「ワイヤレス情報」を選択し、Aボタンを押すと続いて表示される「ワイヤレス情報」で無線LANのMACアドレスやシリアル番号、バージョン等が表示されます。