昨年の末頃、古いノートパソコンのUbuntu9.10にバッファローの無線LANカードを差して動くようにしましたが挙動がおかしいため、Wicdに入れ替えてみました。
’10/1/28 記事中のリンクが正しく張れていなかったので修正しました。
無線LANが繋がらない
以前の記事「Afinaでバッファローの無線LANカードを使う」に書きましたが、古いノートパソコンAfinaでUbuntu9.10にバッファローの無線LANカードで無線LANを使えるようにしました。ところが、最近になってうまくネットワークに繋がらない状態になってしまいました。
状況としては無線LANカードが入った状態でUbuntuが立ち上げても、ログイン後にカードを差しても延々と無線ルーターに接続を試みて失敗を繰り返している様です。ログを見るとドライバはうまくロードされている様ですが、それ以降はエラーらしき記録は無く、直接の原因は判らず終いです。ちなみに無線のアクセスポイントとしてはバッファローとコレガを所有しているのですが、いずれも同じ症状でした。
ネットワークマネージャをWicdに変えてみる
以前ネットブックのAspireONEでも当初無線LANでハマりましたが、その時の教訓から鬼門ぽいネットワークマネージャアプレットをWicdに変更してみました。
WicdはAspireONEでも使っていますが、個人的にはこちらの方が使いやすいと思います。特に始めて接続する時に細かいネットワーク設定が必要な場合、WicdではSSIDの下にあるプロパティボタンで簡単に設定できます。
Wicdはリポジトリに収められているので導入は簡単です。ソフトウェアセンターやパッケージマネージャでwicdを検索して導入するか、下記のコマンドでインストールできます。これらの作業は有線LANでインターネットに接続できる状態して実行する必要があります。また、今回はWicdのバージョン1.6.1がインストールされました。
$ sudo apt-get install wicd
なお、wicdと引き換えにネットワークマネージャアプレットが削除されるため注意してください。
Wicdに変えたら嘘のように直った
Wicdのインストールが完了したら早速プロパティを設定し、接続ボタンを押してみると一発で接続できました。原因不明ですが、とりあえず接続できるようになっているので良しとします。
▽パネルのアイコンをクリックするとダイアログが開く(SSIDは消してあります)