今更だが「エラゴン 遺志を継ぐ者」のDVDを観た。
原作は読んでないが、たまたま店でDVDを見つけたので購入したものの、観る暇が無く長らく放置状態だった。
ストリーはごく普通の農家の少年がドラゴンの卵を見つけて持ち帰り、ふ化したドラゴンと共に悪い王に立ち向かう、というファンタジー系王道まっしぐらな作品。(でも好きです、この手の話^^)
変わったタイトルだが「エラゴン」とは主人公の少年の名前で、管理人はてっきりドラゴンの名前か種類だと思っていた。
映画としては全三部作となるそうで今回の「遺志を継ぐ者」はその第一作目だそうな。
内容としては妙にテンポ良くストーリーが進み、時間も短いのでお気楽に観るにはちょうどよいかも。管理人はストーリー的に少し物足りなさを感じた。上映時間を短くするためかもしれないがストーリー展開がやたらあっさりしている所やロード・オブ・ザ・リングを彷彿とさせるシーンが随所にあるので感情移入しにくいと思う。
観ていていいな、と思ったのはヒロイン(?)のアーリア役のシエンナ・ギロリーとドラゴンのCG。
シエンナ・ギロリーは後半のクライマックス、王の軍勢を向かい打つシーンで髪をアップにして戦闘用の衣装を着ているが、神秘的、りりしさ、美しさがありとてもいい。できれば戦闘中のアクションシーンをもっと長くして(笑
後で調べて気が付いたが、シエンナ・ギロリーは「バイオハザードⅡ」にジル役として、また「タイムマシン」にエマ役で出演している。どちらもDVDを持っているがまったく気が付かず・・・まあ、どれも雰囲気違う役なので。
エラゴンのもとでふ化したのはサフィラという名前のメスドラゴンだそうで、こちらが本当のヒロインかもしれない(^^
フルCGだが表情がとても豊かで動きもすばらしい。しかも体は青っぽく毛や羽毛みたなものも生えている。色だけ考えても実写に馴染ますのは苦労したと思うが映像から違和感は感じない。さすがはILM、いい仕事である。
サフィラの幼少期(?)はペットにしたいぐらいかわいい。実はこの映画を観てて一番いいと思ったのはドラゴンのCGであったりする。
かなりの大作だそうだか、時間があれば原作をぜひ読んでみたい。
※この記事は旧ブログ-レンズの向こう(@ブログ人)にて公開していたものです