ノートパソコン入れ替え-その3

今日(8月12日)、他の用事もあったのでゲートウェイのノートパソコンMT3304jのキーボードの件で購入した電器店に行ってきた。

このノートパソコンはキーボードのたわみが大きい。手のひらでキーボードを軽く押さえると全体がふわふわする感じで、目に見えて上下する。このたわみはキーボードの最上段の列(ファンクションキーが並んでる)と最下段列(スペースやCtrlキー)では大変少ないが、そこから中央部(ホームポジションの辺り)にかけて酷くたわむ。このため文章を入力するときは、ふわふわするので気持ち悪い。

気分の問題以外にキーボードの耐久性に影響が出ないかと心配だ。
少し難しい話になるが、キーボードは一つ一つキーがスイッチになっており、基板上にはんだ付けされている。基板の表面には各スイッチの電気信号を伝達するために極薄い銅箔(一般的に30um前後)で配線が行われている。キーボードがたわむと基板自体がたわみ、変形が生じていることになる。この時に配線の銅箔にストレスが加わるため、やがて断線が発生する。断線に至るまでの時間が非常に長ければ問題にならないが、そこまでメーカーで検証されているのかは不明である。(検証していると信じたい・・)

購入時には展示品が無かったので現物を触っていない。管理人が購入した物だけの不具合の可能性もある。そこで購入した店にMT3304jを持ち込んでキーボードのたわみを確認してもらった。が、結果として仕様という判断だった。
ちなみに購入時はMT3303j(MT3304jの一世代前の同系機)でキーボードを感触を確認していたが、その時は特に気にならなかった。今日店員と一緒にMT3303jを最確認したところ、上下と中央部はあまりたわみを感じないが、その間(例えばSやA)はたわみがある。ただし、量的には少なくMT3304jに及ばないと思う。

というわけでMT3304jを購入される場合は、実機でキーボードが許容できるかあらかじめ確認することをお勧めする。

※この記事は旧ブログ-レンズの向こう(@ブログ人)にて公開していたものです。

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