ちょっと日が経ってしまったのですが、神戸市北区の山田町を散策してきました。
今回はEOS 5Dに普段はあまり使わない28mmの単焦点を付けて仕事の合間にブラブラしてきました。
広すぎる山田町
神戸市北区の山田町という所に行って来ました。一口に山田町と言ってもとてつもなく広い。以前に何かの記事で神戸市の約1/6の面積を占めると見たことがあります。まぁ、大部分は山なんですが。
今回は電車とバスを利用して衝原湖まで行き、そこから箕谷方面へ向かって山田町東下付近まで歩きました。
お酒を飲む人は名前を聞いたことがあるかも知れませんが、このあたりでは山田錦という酒米がよく作られています。
行程
経路としては神戸電鉄の箕谷駅を下車して、神戸市営バス(111系統)に乗り換え、「衝原(つくはら)」バス停までバス移動、そこから箕谷方面に向かって同バスの「七社前」バス停まで散策し、再びバスで帰途につきました。気持ち的には箕谷駅まで歩いて戻りたかったのですが、仕事の合間に行ったので途中で時間切れになってしまいました。
装備
撮影地が近場の場合はカメラ一台にレンズは1本というスタイルが多いです。今回もEOS 5D Mk2に28mmの単焦点のEF28mm F2.8をチョイスしました。このレンズは10年以上前に購入したもので、ごく最近まで販売されていました。絞り開放では周辺光量の低下が見られますが、単焦点らしく収差が少ないレンズです。とても軽いので長時間持ち歩いても苦になりません。ただ、超音波モーターでは無いため、AF時にギュッ、ギュッという大きな駆動音が玉にキズです。設計は大変古いようですが、5Dで撮影してもとても高画質です。
後継機は新しいEF28mm F2.8 IS USMになっています。F値は同じですが、超音波モータが採用されて手ブレ補正が追加されています。そのためか少し大型化し、希望小売価格は76,000円と倍くらいになってしまいました。
ちなみに、キャノンには28mmの単焦点としてはもう一本、EF28mm F1.8 USMというレンズもあります。こちらも希望小売価格74,500円なので手軽に買える28mmが無くなってしまいました。広角単焦点の入門用として28mmは最適なのにちょっと残念です。
衝原湖へ向かう
箕谷駅で電車を降りて、駅前の道を少し下ると「箕谷駅前」というバス停があります。バスはもう何年も乗っていないので正直ちょっとワクワクしました。
バス停で少し待つと見慣れた緑色の市バスがやって来ました。乗車すると綺麗な車両で車内も明るくて、対面のロングシートもあったりと遠い記憶にある市バスのイメージとかなり変わっていました。
お客は私を含めて四人しかおらずガラガラでした。途中で皆さんが降りられたので、貸切状態になってしまいました。なお、衝原バス停はこの路線の終点になります。
衝原バス停は衝原湖の東端にあり、湖までは歩いて数分です。近くには箱木千年屋がありますが、後で覗こうと思っていたのに完全に失念していました。
また、バス停から少し離れていますが、レンタサイクルもあるので衝原湖を周辺のサイクリングロードを走ることもできます。後から気が付いたのですが、レンタサイクルを借りて、衝原を拠点に行動しても良かったかなと思いました。
衝原湖は東西に長く、湖の西端には呑吐ダム(どんどダム)があります。衝原バス停からはかなり距離があるため今回は断念しました。
散策しながら箕谷方面へ向かう
湖をチョコットだけ見て、箕谷方面に向かいます。
写真をクリックすると簡単な説明も表示されます。
タイムアウトでバスに乗車
七社前バス停で時刻表を見るとタイミング良くバスがやって来るようなのでそろそろ戻ることにします。
バス停の前に石の鳥居があり、近くに神社があるようです。鳥居の向こう側に食事ができる店があり、外に書かれたメニューにはうどん100円ってありました。もうちょっと時間があれば食べたのに。
バスに乗ると同じバス停から乗った二人以外は乗客がおらず、ほぼ貸切状態。しかし、途中の小学校前にあるバス停でちびっ子たちがワラワラ乗ってきて、あっという間に満員になりました。校区が広いのか、バス通学みたいです。大騒動になるかと思いきや、会話はあるものの意外に静かで騒ぐ子はいません。大部分の子供は途中の新興住宅街近くのバス停で降りました。
そうこうするうちに、終点の箕谷駅前のバス停に到着、短い旅も終わりです。今回は天気に恵まれたのでラッキーでした。